喫茶つばらつばらさんがオープンした時
しっとりとした静かな雰囲気の空間に
ここは私の隠れ家になるんだなと感じました。

その後5周年を記念して
ZINEの制作をさせていただけたのは
とてもとてもうれしいことでした。

その3年後、隠れ家は2つになりました。

電車通りの本部と、
山の上にできたクラシック店。

クラシック店のロゴタイプ、
栞に見立てたショップカード。

ここに来るお客さんたちが
まるでずっと自分たちの居場所だったかのように
心地よくしっくりしてほしいと思いながら作りました。

そして2022年
喫茶つばらつばらの物語がはじまって10周年。

5周年に引き続きZINE第2号ができました。

第1号は店主であるママと
本部に通うお客様が寄稿した内容になりました。

第2号はクラシック店ができて
共にお店を支えるスタッフのみなさんが
自分なりの喫茶店を想って書いた内容になりました。

自分の隠れ家だと思える喫茶店が
ずっとそこにあってくれているという喜びと
そのお店の一部に関わらせてもらえる喜び。

2冊を並べてそんな幸せを感じます。

同じ年に同じく10周年。
ママにもらった言葉がお守りのようです。

「まだまだ先は長いね。転びながら参りましょう」

きっと転んでしまった時も
喫茶店に行けばママが珈琲を淹れてくれます。