• una casita Website Menu
 
  • #
  •  
  • #
北海道の真ん中にあるすいか畑
Watermelon Farmer in Furano 畠山農園
  • “自分たちらしさ”を作る時

    畠山農園の畠山正博さん、いずみさんとの出会いは
    まだ雪深い2022年のはじめでした。

    ホームページを新しくしたいと考えていた時
    お二人がいつも食べているお米を作っている帰山農園のWEBをみて
    お問い合わせをくださったのがはじまり。

    打ち合わせをしているうちに、
    毎年すいかが届くたび「畠山さんのすいかだ!」と思ってもらえる
    アイデンティティを固める時かもしれないというお話しになりました。

    それにはホームページを新しくするだけではなく
    注文する前から手元に届くところまでの
    すいかの旅に思いを馳せないといけません。

    そこからやりとりを重ねて
    まずはロゴマークから。

    ロゴマークは
    すいかと太陽と大地をベースに元々は3色でした。
    そこにいずみさんが教えてくれた
    「夜のたいせつさ」

    富良野は盆地なので昼間暑くて夜は涼しい、
    この寒暖差がすいかの甘さの秘訣。
    つい実りは光合成を促す太陽のおかげと思ってしまうけれど
    夜の寒さが甘さを作り出してくれるんですね。

    夜をイメージした「月」が加わりロゴが完成。
    そしてすいかに貼るラベルとダンボールができました。

    そして季節は収穫のシーズンに。

    ハウスと露地のすいかの時期に合わせて2回の撮影。
    雨で中止になった日も含めて
    この夏はカメラマンの中嶋さんと3回富良野へ向かいました。

    同時進行で
    ホームーページ、パンフレットづくりを進めます。

    今シーズンの始まりには間に合わなかったけれど
    夏が終わる前にホームページが完成

    急がずに地盤から整えることを受け入れてもらえたからこそ
    シーズンを通して畠山さんとの理解を深められた気がします。

    直接会うことも、何度もやりとりを重ねることも
    “らしさ”を作らせていただくのには欠かせないたいせつなこと。

    オンラインで打ち合わせもできる時代だけど
    だからこそ温度が伝わるものづくりができたらいいなと思います。

    畑からどんな景色が見えるのか
    どんな音が聞こえているのか
    畠山夫妻の普段のかけ合いや
    スタッフの皆さんとの会話
    暑い中の作業を終えて
    休憩時間にみんなでかぶりつくすいかの瑞々しさ。

    正博さんの畑と空のように広くて大らかなお人柄と
    ヨガ講師でもあるいずみさんの凛としたたたずまい。

    どれも直接デザインに関わらないことだけれど。
    知らなくてもデザインを整えることはできるかもしれないけれど。

    短い時間でも体感させてもらえることで
    すいかと一緒にお届けできることがあるんじゃないかと信じています。

    毎年たった2ヶ月間の収穫期に向けて手間ひまを惜しまない
    畠山農園のすいかに出会えて、夏がまた一段と楽しみになりました。

     

  • 写真・動画編集/Blue Color Design
    コーディング/Ground.
brandinggraphic designlogoname cardWEBグラフィックデザインブランディングロゴ農家
2022 12 16